桐のレポート定義では、下図のように最初にレポートの種類を選びます。
この時に上の4つのレポート形式と最下の複合表とでは設計方法が異なります。
このことを理解していないとレポート定義がわかりにくくなります。
レポートの定義画面のデザインツールボックスを確認してください。
複合表では、単票や一覧表などのオブジェクトがすべてセットできますが、単票や一覧表などの複合表以外では、レポートの種類のオブジェクトはセットできません。
また、[ファイル]メニューの[ファイル属性]の違いも理解する必要があります。
▼単票の場合の「ファイル属性」には、「リンク表」タブがありません。
▼複合表の場合の「ファイル属性」には、「リンク表」タブ追加されています。
つまり、単票などでは、一つの表に対してレポートを作成しますが、
複合表では、複数の表を結合してレポートを作成します。
リンク表を主テーブルとして、キーコードをで他の表と連結をします。
複合表を作成するには、各単票レポート定義を理解したあとにレポートを作成するようにしましょう。
複合表に単一のオブジェクトを貼り付けて単票や一覧表としてレポートを作成しているとレポート定義の仕組みを正しく理解せずに使うことがよくあるようです。
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