桐でフォームを開こうとすると下のようなエラーが発生する現象の報告です。
▼動作環境は、下記の通りです。
桐Ver.10
Windows 8.1
N:ドライブは、他のパソコンのドライブを共有設定
▼エラー発生時の現象
1.正常に動作するときと、しないときがある。
2.一度、正常に動作すると、そのあとはエラーが発生しない。
このような場合には、どのように対処したらよいでしょうか?
エラーメッセージを素直に信用しない
KD1335:メモリ不足です(ドライバ)仮想メモリが確保てきません。(8) : 402653184
仮想メモリを使用しているディスクの空き容量を広げてください。
このような警告が、表示されていますが、「エラー発生時の現象」から推測すると、ディスクの空き容量が少ないとは考えにくいと思います。気になるようでしたら、C:ドライブの空き容量をチェックしてみてください。
共有ドライブに問題がある
「一度、正常に動作すると、そのあとはエラーが発生しない。」という現象から推測すると、一度動作した後は正常なので、フォームを開く時の最初の動作に関係があるよな気がします。要するに、キャッシュなどの起動時のメモリ動作でエラーが発生しているのではないでしょうか。
このような場合、動作ドライブが、他のパソコンの共有ドライブなので、他のパソコンの省電力設定などで、パソコンがスリープ状態になっていたり、ハードディスクの動作が停止していたりして、フォームを開く最初の動作が安定しない場合などに発生します。
ドライブを共有しているパソコンを設定する
1.パソコンのスリープ状態を停止する。
Windows 8.1 の設定画面で説明します。Windows 7 / Windows 10 などでは、設定画面が違いますが同様の設定がありますので、環境に合わせて理解してください。
[電源オプション]に[コンピュータがスリープ状態になる時間を変更]という設定があります。
一定時間放置されるとパソコンが―スリープ状態になります。そのため、このパソコンの共有ドライブが、他のパソコンから参照できなくなります。特にノートパソコンのドライブを共有している場合などは、ノートパソコンでは、電源接続時とバッテリー駆動時と設定が別べにありますので注意が必要です。
[コンピュータをスリープ状態にする]時間を[適用しない]にしてください。
2.ハードディスクを常時稼働状態にする。
[スクリーンセーバーの設定]に[電源設定の変更]がありますので、そこをクリックします。
[ハードディスク]の設定に[次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る]という設定があります。
一定時間放置しておくとハードディスクの回転を止め電力消費を節約するように機能します。
この設定を[なし]に設定し下さい。
以上の設定をすると、下のようなエラーが出ない場合がありますので、症状が改善するかどうか設定してみてください。
共有のドライブは、NAS(ネットワークアクセスストレージ)をお勧めいたします。
常に、稼働状態にあり、壊れにくい仕様になっています。(壊れる前に警告が出る:RAID)